MYSDOKU ~ミステリ読書会~【米澤穂信『秋期限定栗きんとん事件』】
「MYSCON」も10周年を迎え、新たな試みにチャレンジします。毎年春に開催される従来の合宿形式だけでなく、オフシーズンのスピンオフ企画として読書会を企画しました。その名も「MYSDOKU ~ミステリ読書会~」です!!
sasashin on 2009/6/13 - 2:02:11 in MYSDOKU
インターネットを彷徨うミステリ者なら誰でも参加できるイベント。それが「MYSCON」です。詳しく...
「MYSCON」も10周年を迎え、新たな試みにチャレンジします。毎年春に開催される従来の合宿形式だけでなく、オフシーズンのスピンオフ企画として読書会を企画しました。その名も「MYSDOKU ~ミステリ読書会~」です!!
sasashin on 2009/6/13 - 2:02:11 in MYSDOKU
東京創元社のミステリ・フロンティアから、MYSCON10 昼の部にゲストとしておいでいただいた湊かなえ先生の新刊『贖罪』が発売されました! 紀伊國屋書店新宿本店とジュンク堂大阪本店でのサイン会が予定されているそうです。詳細については、『贖罪』特集サイトをご覧ください。
sasashin on 2009/6/12 - 0:38:02 in MYSCON10, MYSCON10昼の部, MYSCONからのお知らせ
プレMYSCONが飲み会企画であるにもかかわらず、居酒屋の片隅で強引にオークションを行った思い出も今や昔。MYSCON皆勤賞というか、開催のたびに毎回必ず行われてきた古本オークション。しかし、インターネットを通じての古本ビジネスや某密林の隆盛などもあり、実際目の前でやり取りする企画はもう時代遅れなのではないか? ということで、今回はついに「MYSCONオークション(たぶん)最後」と題して行いました。
スタッフ側にも余裕がなく、事前登録も当日の落札記録もなし。「当日、古本持ってきて!」という号令に応じていただきました参加者の厚意によって、今年も立派なラインナップを揃えて古本オークションを開催することができました。
開始。しかし……安い! 安すぎる! みんなお買い得! 上手なお買い物! ポケミスの効き目が○百円? 探しても見つからないあのミステリがたったの○○円? と希少価値の高いはずの本が意外な安値で買われる一方、え、なんでこの本競り合うの? という本もやっぱりあったり。 誰かが競り落とすたびにみんなで拍手。某サークルの同人誌が最後まで登場せず、本の前で身もだえする人が出てきたり。財布の中身を数えながら十円単位で競る人が出てきたり。本性顕わ、虎視眈々の人間模様。やっぱりオークションは面白い。
最後の一冊の競りが終わったあと。MYSCONオークションを打ち止めにして良いものか。わたしはオークション参加者に尋ねました。
「来年もオークション、やった方が良いでしょうか? そう思われる方、手を挙げてください」
その結果は……。
まずは今回、ご参加、出品いただきました方々全てにまずは御礼申し上げます。ありがとうございました。
そして。
「そこにMYSCONがある限り、古本オークションは続いていく(たぶん)」 (by MYSCONスタッフ フク)
sasashin on 2009/6/10 - 0:57:42 in MYSCON10, MYSCON10レポート
最近過ぎて意外と振り返られることの少ない最近10年間の新本格ムーブメントについて頼まれもしないのに勝手に年表にしてしまおう!というのがこの企画。何かひとつ企画をお願いしまーす、というスタッフからの無茶振りに快く応じてくださった音速の斜壊塵・市川憂人さん(MYSCON10申し込みGPで20分を切るタイムを叩き出しPPを獲得!)が発案&司会進行を務めてくださいました。
さて、これまでのMYSCONにおいても実績のある「みんなで勝手に作ろう」系の企画なだけあり、卓袱台に広げられた模造紙の周りに濃い人から薄い人まで20人超集まり、みんなで記憶をひっくり返してミステリ談義で盛り上がりました。特に、「富士見ミステリー文庫」「スニーカー・ミステリ倶楽部」「KAPPA-ONE」「本格ミステリ・マスターズ」「ミステリ・フロンティア」といったミステリ叢書が立て続けに創刊された2000年から2003年にかけては、オールスタンディングで雰囲気は最高潮に! ただ、その後それらのシリーズがどうなったかを思うと、なかなか切ないものがあるのですが……。そして、年表を作ってみて改めて感じたのは、ここ2、3年はミステリに元気がないということ、でしょうか。
なお、この企画で勝手に作った新本格年表をPDF化したものは、市川憂人さんがネットに上げてくださっています。興味のある方はどうぞご覧ください。→ MYSCON10企画 『勝手に作ろう新本格年表』(MYSOCN編・超現代版) (by MYSCONスタッフ sasashin)
企画担当の市川憂人です。
ネタが決まったのが当日の*日前というヤクザな企画にもかかわらず、予想外に真面目に盛り上がって戴きました。
準備不足をこの場を借りてお詫びするとともに、ご参加戴いた皆様およびスタッフの皆様に篤く御礼申し上げます。
sasashin on - 0:48:05 in MYSCON10, MYSCON10レポート
毎年恒例の読書会。
今年のお題は、問題作と名高い古野まほろ「天帝のはしたなき果実」でした。大長編な上に独特の文体、好き嫌いが分かれる作風だけにどれだけの出席者が集まるのか・・・と懸念されたものの全くの杞憂!
最終的に15名近い出席者が参加し、肯定派(主に男性)と否定派(主に女性)に自然と分かれて今作の魅力や問題点について語り合いました。更に「犯人当て」企画を担当してくれた小田牧央さんが用意してくれたレジュメも非常に分かり易く、議論の盛り上がりに一役買っていました。
未読の出席者にも読んでみようと思わせる程に古野まほろの魅力を引き出せた有意義な読書会でした。はふう。(by MYSCONスタッフ みっつ)
読書会『天帝のはしたなき果実』、企画担当の蔓葉です。
読書会企画もこれで、8回目。思えば遠くへ来たものです。それにしても『天帝のはしたなき果実』という難物にどうなるものかと思いましたが、企画に参加いただいたみなさんのおかげでいい読書会になりました。僕個人としてもいろいろと刺激をになる意見をうかがうことができて非常に有意義でした。参加いただいたみなさんにもそれぞれ有意義なことがあれば幸いです。
正直、まだまだ語り足りないことがたくさんありまして、それは僕の今後の活動でフォローできればと思っています。いまのミステリシーンは年々鵺的な状況になっているように思っています。その一事例が『天帝のはしたなき果実』であることは間違いないわけで、彼の動向には今後も注目していきたいと思っています。
今回の読書会とパラレルな関係で、今月の雑誌「メフィスト」に評論を載せていますのでご参照下さいませ(宣伝♪)。
それでは、まだまだ話したいことはありますが、それは「白黒学派携帯日記」で機会があれば書きたいと思います。最後になりますが、ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
sasashin on 2009/6/8 - 23:28:10 in MYSCON10, MYSCON10レポート
企画「犯人当てを作ろう!!」は、担当の近田鳶迩さんが準備した【極めて恣意的な犯人当て作成ガイドライン】に沿ってすすめられました。「犯人当て」をつくるのに必要な4つの要素の説明から始まり、参加者のみなさんの意見に基づいてその内容を決定していきます。そうしてできあがった事件の「真相」に、読者の目を欺くための仕掛けを重ねて、「読み手に対するみせかけの物語」をつくりあげる……。
物語の詳細は参加した方たちだけの秘密とさせていただきますが、最初はどこに辿り着くのか予想もつかなかったこの企画から、時代物のミステリ『大名行列殺人事件(仮?)』というみごとなアイディアが誕生しました。いえ本当に。
創作を志す方や、現役作家のあの方も興味津々の楽しい企画となったのでした!
犯人当てづくりの楽しさと苦しさを体験したあとは、実践編(?)ということで、犯人当て小説『玖乃杜モノクローム』を企画・執筆された杉本@むにゅ10号さんによる解答編の解説と反省会が行われました。
事前にWebに公開された問題編を読んだ方々が、それぞれの推理を胸に集います。夜の部開始前に配布された解答編に記された真相は、果たして推理どおりなのか? 執筆に協力された近田鳶迩さんやのりりんさんも交えて、熱い意見交換が繰り広げられたのでした。(by MYSCONスタッフ そらた)
MYSCON素人創作談義『犯人当てを作ろう!!』、企画担当の近田鳶迩です。
わずか60分の企画時間内に犯人当てのプロットを作ってしまおうというMYSCON史上最も無謀なこの試み。担当の自信の無さを反映するかのように、スタート時点で集まった参加者はわずかに4名(涙目)と先行き不安な幕開けとなりましたが、企画を進めていくうちに徐々に人が増えていき、最終的には20名弱の方にご参加いただきました。
担当が犯人当てを形成するミステリ的要素を細分化して抽出、各ポイントで参加者から採決を取る、アイデアを募るといった形式で企画が進行していく中、「被害者」に対して「殿様」という単語が飛び出したことでプロットが江戸時代にタイムスリップ。最終的には大名行列の駕籠から殿様が消失するという奇想天外な謎が産まれるに到りました。あの場では最高の答えが導き出せたと思ったのですが、夜も遅かったので判断力が鈍っていた可能性も否定できません。
ともあれ、参加者の皆様にはミステリーを「作る」愉しみを少しでも感じていただけたのであれば幸いです。ありがとうございました。
犯人当てを担当した杉本@むにゅ10号です。
担当といってもスタッフではなく「MYSCONを盛り上げるのは参加者だぜ!」という熱い信念のもとにぶっちゃけ便乗させて頂きました。
反省会でご指摘頂いた点や、配布したレジュメについては《解答編》のページにて公開しております(ネタバレしていますので、ご注意ください)。 → 玖乃杜モノクローム:解答編
頭を悩ませて頂いたすべての名探偵に感謝いたします。
sasashin on 2009/6/7 - 23:55:51 in MYSCON10, MYSCON10レポート