全体企画「MYSCONなんでもベスト10」結果発表

MYSCON6で行われた全体企画「MYSCONなんでもベスト10」は、グループ毎に割り当てられたお題に沿ったミステリのランキングを作成しよう!という内容。「後日MYSCONサイトで公開するのでネガティブ評価はナシでお願いします!」などというスタッフの無茶な要求に応えて参加者の皆さんが知恵を振り絞って考えた一癖も二癖もあるランキング、どうぞお楽しみください。

ご注意

  • 「この作品は誰が挙げたんですか〜?」などという詮索は無用に願います。
  • 自分で名乗り出るのは一向に構いませんが、他人の挙げた作品をバラすのはおやめください。
  • 人にはそれぞれ、オトナの事情というものがありますので。

お題一覧

グループ 1:「私の心はもうズタズタ!禁断のトラウマミステリベスト10!」

  1. 『十角館の殺人』(綾辻行人)

    (1) 市川憂人氏を新本格原理主義者へ導いた一冊。

    (2) 島田荘司の推薦文が ……。

  2. 『ドグラ・マグラ』(夢野久作)

    読み終わった瞬間、
    頭の中で「チャカポコチャカポコ」と「ブ―――……ン」が響きわたった。

  3. 『殺戮にいたる病』(我孫子武丸)

    岡村孝子の歌がトラウマに。

  4. 『イニシエーション・ラブ』(乾くるみ)

    作者はショートカットで一見清楚な女にトラウマがあるに違いない。

  5. 《矢吹駆シリーズ》(笠井潔)

    順番通りに読まなければならない
    (新作ごとにいちいち過去の作品のネタばれがある)。

  6. 『殺人鬼』(綾辻行人)

    怖すぎて『殺人鬼 Ⅱ』が読めない。

  7. 『長いお別れ』(レイモンド・チャンドラー)

    ギムレットが飲みたくなる一冊(あの台詞が言いたくなる)。

  8. 『黒い仏』(殊能将之)

    この作品以降、この作者の作品だと身構えるようになった。

  9. 青酸カリが登場するミステリ全般

    アーモンドを見ると匂いを想像してしまう。

  10. 『(某作品)』(某作家)

    業界で生き残るためにあえてノーコメント(太田忠司・談)

グループ 2:「読んだことないけど多分面白いと思うミステリベスト10!」

  1. 『六枚のとんかつ』(蘇部健一)

    夕飯のために母親が用意した六枚のとんかつ。
    しかし母親が目を離した隙にとんかつは跡形もなく消えてしまった。
    しかし他の家族には全員アリバイが。これは不可能犯罪だ!
    しかし家族の皆は知らなかったのです。
    一見普通の建売り住宅に見えたこの家には回転部屋や隠し通路などの
    様々なギミックが仕掛けられていたことを。
    そう、六枚のとんかつは館モノだったのです!(妄想) だから読んでみたい。

  2. 『真夜中は別の顔』(シドニィ・シェルダン)

    大人気のシドニィ・シェルダン。でも、読んでいません。
    たぶん、エキサイティングでミステリアスな作品……だと思います。たぶん

  3. 『なぜ、エヴァンスに頼まなかったのか?』(アガサ・クリスティ)

    どうして?

  4. 『薔薇の名前』(ウンベルト・エーコ)

    文庫になったら読もうと思っているのだけれど……。

  5. 『白樺荘事件』(鮎川哲也)

    実は私読みました。感動しました。涙出ました。……そう、夢の中で。
    でもこれって、ミステリファンみんなの“夢”だよね!

  6. 『火刑法廷』(ジョン・ディクスン・カー)

    知人がカーの作品をチャート式で薦めてくれていて、
    『皇帝のかぎ煙草入れ』→『不可能犯罪捜査課 カー短編全集1』→『ユダの窓』
    を読んで、最後に言われた作品なので。これ読んで楽しめたら、
    カーはなんでもいけるらしい。

  7. 『いつも心に好奇心(ミステリー)!』(はやみねかおる/松原 秀行)

    夢水もパスワードも面白かったからです!

  8. 『オクトパスキラー8号』(霞流一)

    たこ焼き? 1〜7号は食べられちゃったのか?

  9. 『裸舞&裸婦奇譚』(狩久)

    作者の幻の遺作。『幻影城』掲載の『らいふ&です・おぶ・Q&ナイン』
    に延々と続編がついて長編になったもの。
    追悼特集号に島崎博編集長が内容だけ紹介している。読みたい。

  10. 『ふしぎとぼくらはなにをしたらよいかの殺人事件』(橋本治)

    なにをしたらよいのか、僕も知りたいです。

グループ 3:「是非とも映像化して欲しいミステリベスト10!」

  1. 《カーニバルシリーズ》(清涼院流水)

    N○K 朝の連続テレビ小説

  2. 『クビキリサイクル』(西尾維新)

    クレイアニメで

  3. 『どすこい。』(京極夏彦)

    実写(夏公開・クーラー禁止)

  4. 『人狼城の恐怖』(二階堂黎人)

    昼ドラ(ボタバラ枠) 3年間くらい?

  5. 『闇箱』(黒田研二)

    見えねえよ!(三村)

  6. 『昆虫探偵』(鳥飼否宇)

    ピクサー制作・ディズニー配給

  7. 『どんどん橋、落ちた』(綾辻行人)

    スタジオジブリ! 癒し系で。
    (「伊園家の崩壊」を日曜18:30から30分)

  8. 『喜劇ひく悲喜劇』(鯨統一郎)

    テロップ禁止(もしくは日本語なのに字幕)

  9. 『人格転移の殺人』(西澤保彦)

    見わけがつかねーよ!

  10. 『殺戮にいたる病』(我孫子武丸)

    一人称(デコカメラ)

グループ 4:「意外!あの作家がこんな作品を!ミステリベスト10!」

  1. 『高校殺人事件』(松本清張)

    松本清張のジュヴナイル・ミステリ。本格。

  2. 『嘘でもいいから殺人事件』(島田荘司)

    続編『嘘でもいいから誘拐事件』まで発表されてしまった、
    本格の巨匠渾身のユーモアミステリ。

  3. 『三味線殺人事件』(野坂昭如)

    講談社ノベルスから刊行された野坂のミステリ短編集。
    名探偵お多加登場。

  4. 『親愛なるエス君へ』(連城三紀彦)/『瓦斯灯』収録

    信じられない真相が待ち受けるバカミスの極北。

  5. 『びっくり箱殺人事件』(横溝正史)

    まあ、読んでみてください。

  6. 『ふしぎとぼくらはなにをしたらよいかの殺人事件』(橋本治)

    このひとはこんなものも書いています。国際探偵の活躍。
    アンチ・ミステリ。上下巻(文庫)。

  7. 『殺意の軽井沢・冬』(皆川博子)

    そのまま火曜サスペンス劇場らしい。

  8. 『盤上の敵』(北村薫)

    あの北村薫がと話題になった異色のサスペンスミステリ。

  9. 『くらげ』(北村薫)/『水に眠る』収録

    ミステリではありません。

  10. アドニス版『虚無への供物』(中井英夫)

    「意外」というよりは「ここまで書いてしまったのか」と思うことしきり。

グループ 5:「私が審査員なら賞をあげちゃう!○○賞ミステリベスト10!」

  1. 『占星術殺人事件』(島田荘司)
    『虚無への供物』(塔晶夫)

    ☆ 江戸川乱歩賞(同時受賞)

    これは取って欲しかった。やはり取って当然でしょう。

  2. 『死の泉』(皆川博子)

    ☆ ドイツ推理作家協会賞(実在するかどうかは不明)

    海外でも評価されるべき作家。舞台がドイツなのでドイツで、ということ。

  3. 『魔女が笑う夜』(カーター・ディクスン)

    ☆ 茶川賞(海外部門)

    “バカミス”の古典。

  4. 『白樺荘事件』(鮎川哲也)

    ☆ 鮎川哲也賞

    ループ。

  5. 『隕石誘拐』(鯨統一郎)

    ☆ 厚川昌男賞

    おつかれさまでした。

  6. 『八つ墓村』(横溝正史)

    ☆ 流行語大賞

    「たたりじゃ〜!」当時流行った。

  7. 『イニシエーション・ラブ』(乾くるみ)

    ☆ 有線放送大賞

    懐かしの曲多数。

  8. 『カーニバル 人類最後の事件』(清涼院流水)

    ☆ ノーベル平和賞

    人類最後ですから。

  9. 『ほとりの家』(鈴木知友)

    ☆ 日本ホラー小説大賞

    惜しかった。

  10. 『ドッペルゲンガー宮』(霧者巧)

    ☆ ベストジーニスト賞

    著者近影にて。

グループ 6:「続編を読んでみたいミステリベスト10!」

  1. 恩田陸(恩田陸)

    『Q&A』『上と外』『六番目の小夜子』『夜のピクニック』……。

  2. 《学生アリスシリーズ》(有栖川有栖)

    あと3年……いや2年以内に……。

  3. 『冬のオペラ』(北村薫)

    直木賞をこれで!

  4. 《十二国記》(小野不由美)

    ……言葉はいりません……。

  5. 『密閉教室』(法月綸太郎)

    綸太郎もいいけど工藤も!

  6. 『未完成』(古処誠二)

    「このころこどころ」も読みたい!

  7. 『名探偵Z』(芦辺拓)

    もっと無茶ができるはず!

  8. 『スタジアム 虹の事件簿』(青井夏海)

    夏の甲子園が来る前に。

  9. 《名無しの探偵》(ビル・プロンジーニ)

    ぜひ未訳文の翻訳を!

  10. 『六枚のとんかつ』(蘇部健一)

    七枚、八枚、九枚……。

グループ 7:「どうしてお腹が減るのかな? 食欲増進ミステリベスト10!」

  1. 『九マイルは遠すぎる』(ハリイ・ケメルマン)

    まずは運動。おなかをすかせて!

  2. 『麦酒の家の冒険』(西澤保彦)

    とりあえずビール。

  3. 『八つ墓村』(横溝正史)

    お通しに酢の物をどうぞ。

  4. 『ワインは死の香り』(リチャード・コンドン)

    食前酒にワインを一杯。

  5. 《梅安シリーズ》(池波正太郎)

    おいしい和食をどうぞ。

  6. 『ウサギ料理は殺しの味』(ピエール・シニアック)

    続いてフレンチを。

  7. 『メイン・ディッシュ』(北森鴻)

    料理はまだまだ続く。

  8. 『料理長が多すぎる』(レックス・スタウト)

    多すぎだよー。

  9. 『暗黒館の殺人』(綾辻行人)

    お腹一杯で眠くなりました。

  10. 『毒入りチョコレート事件』(アントニイ・バークリー)

    それでは、おやすみなさい。

グループ 8:「山椒は小粒でピリカラ!短編ミステリベスト10!」

  1. 『最後の一壜』(スタンリイ・エリン)

    今年のベスト10入りは確実だ!

  2. 『怪奇クラゲ二重奏』(城平京)

    ラノベと本格の幸福な結婚。

  3. 『三人目の椅子』(佐野洋)

    公職選挙法を利用したどんでん返しの鮮やかな好編。

  4. 『四十分間の女』(都筑道夫)

    黄色い部屋の改装ぶりを見よ!

  5. 『五つの時計』(鮎川哲也)

    乱歩が認めた初期の佳編。

  6. 『六つのナポレオン』(アーサー・コナン・ドイル)

    横溝正史を探偵小説に目覚めさせた作品!

  7. 『ハートの7』(モーリス・ルブラン)

    ルパンは短編もスゴイ!

  8. 『十八の夏』(光原百合)

    青春の苦さを描いた、推理作家協会賞受賞作。

  9. 『九マイルは遠すぎる』(ハリイ・ケメルマン)

    オールタイムベスト入りも間違いなし。

  10. 『十三号独房の問題』(ジャック・フットレル)

    同上

グループ 9:「思わず旅行したくなるミステリベスト10!」

  1. 『八十日間世界一周』(ジュール・ヴェルヌ)

    気球

  2. 『ナイルに死す』(アガサ・クリスティ)

    豪華客船

  3. 『虚無への供物』(中井英夫)

    不動巡り

  4. 『マレー鉄道の謎』(有栖川有栖)

    鉄道

  5. 『黒猫館の殺人』(綾辻行人)

    ネタばれになるのでノーコメント。

  6. 『日本殺人事件』(山口雅也)

    パラレル日本旅行

  7. 『エキゾチックな短編』(木々高太郎)

    世界各地を舞台にした作品集。

  8. 『宇宙捜査艦《ギガンテス》』(二階堂黎人)

    ゲドババァ――――!

  9. 『水戸黄門』(水戸光圀?)

    徒歩

  10. 『修善寺・紅葉の誘拐ライン』(若桜木虔)

    読んでないけど。

myscon on 2005/4/7 - 1:39:26 in MYSCON6

3 Responses to “全体企画「MYSCONなんでもベスト10」結果発表”

  1. 室長のつぶやき responded on 2005/04/11 at 22:03:31 #

    [MYSCON]

    全体企画だった「MYSCON何でもBest10」の結果が発表になってます。 ちなみに私は3班「是非、映像化してほしいミステリベスト10」でした。 どうっすか??

  2. 大盛有閑 responded on 2005/04/12 at 0:14:46 #

    グループ5の大盛ですが、
    「魔女が笑う夜」は茶川賞ですよ〜

  3. そらた@スタッフ responded on 2005/04/12 at 6:23:39 #

    大森さん、ご指摘ありがとうございます。
    「茶川賞」に訂正させていただきましたー。

コメントをどうぞ