MYSCON10 夜の部:企画報告4【読書会『天帝のはしたなき果実』】

毎年恒例の読書会。

今年のお題は、問題作と名高い古野まほろ「天帝のはしたなき果実」でした。大長編な上に独特の文体、好き嫌いが分かれる作風だけにどれだけの出席者が集まるのか・・・と懸念されたものの全くの杞憂!

最終的に15名近い出席者が参加し、肯定派(主に男性)と否定派(主に女性)に自然と分かれて今作の魅力や問題点について語り合いました。更に「犯人当て」企画を担当してくれた小田牧央さんが用意してくれたレジュメも非常に分かり易く、議論の盛り上がりに一役買っていました。

未読の出席者にも読んでみようと思わせる程に古野まほろの魅力を引き出せた有意義な読書会でした。はふう。(by MYSCONスタッフ みっつ)

企画担当者から一言

読書会『天帝のはしたなき果実』、企画担当の蔓葉です。

読書会企画もこれで、8回目。思えば遠くへ来たものです。それにしても『天帝のはしたなき果実』という難物にどうなるものかと思いましたが、企画に参加いただいたみなさんのおかげでいい読書会になりました。僕個人としてもいろいろと刺激をになる意見をうかがうことができて非常に有意義でした。参加いただいたみなさんにもそれぞれ有意義なことがあれば幸いです。

正直、まだまだ語り足りないことがたくさんありまして、それは僕の今後の活動でフォローできればと思っています。いまのミステリシーンは年々鵺的な状況になっているように思っています。その一事例が『天帝のはしたなき果実』であることは間違いないわけで、彼の動向には今後も注目していきたいと思っています。

今回の読書会とパラレルな関係で、今月の雑誌「メフィスト」に評論を載せていますのでご参照下さいませ(宣伝♪)。

それでは、まだまだ話したいことはありますが、それは「白黒学派携帯日記」で機会があれば書きたいと思います。最後になりますが、ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。

sasashin on 2009/6/8 - 23:28:10 in MYSCON10, MYSCON10レポート

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