MYSDOKU 10【猫柳十一弦の……】その後

 去る10月13日にMYSDOKU10として北山猛邦「猫柳十一弦の後悔」「猫柳十一弦の失敗」読書会を開催しました。

 読書会は盛況の内に終了しましたが、その中でどんなトリックなのか紛糾を呼んだ「猫柳十一弦の失敗」に登場する某トリック。
 このトリックに関して参加者の菅留さんからスタッフ宛に詳細な考察を記したメールが届きました。

 情報の共有化を希望されていますので、以下に紹介致します。参加者の方もそれ以外の方も、ご意見ご感想ありましたらコメント欄にお願いします(その際にネタバレ等を含む場合は題名等に記入を願います)



※以下では「猫柳十一弦の失敗」の内容に触れる箇所がありますので、未読の方はご注意下さい



「失敗」での色葉殺害計画のトリックの秋田さんの疑問点「木の枝」についての考えです。

 私が最終的に思い至ったのが、「枝が折れる」も含めてトリックだったのではないか、ということです。
 あの図解はどうかと思いますが、あれのように枝先にロープがかかっていたのではなく「幹と接する枝分かれの部分にロープを通したのではないか」と考えました。

 もし、幹をまたいでロープを通された場合「巨木」ですから、幹が折れずに残ってしまう事が考えられます。
 すると何が起こるでしょうか?
 答えは「小屋が上方に吹き飛び、巨木に当たり大破する」=「水死では無くなる」ことです。
 屏風に見立てているのなら、その様な状況は避けたいはずです。
 もし、幹が折れて落ちたとしても、急に巨木が折れる不自然さはなかなか解消できないのではないでしょうか。

 だから、幹を通すのではなく「幹に接する枝分かれ部分にロープを通す」事で、トリック発動時にはある程度衝撃に耐え、小屋が落ちるまでの間に枝が折れロープと共に落下し、証拠も隠滅できるようにしたのではないか。
 巨木の枝であれば、成人男性が二、三人乗っても折れない強度を持った枝も存在するでしょうし。

 というのが私の結論です。
「巨木が折れる」より、「ある程度太い枝が折れる」方がまだ不自然さは少ない、もしくは、ばれにくいのではないでしょうか。



──以上、いただいたメールの転載となります。
 ご意見、ご感想、お待ちしております。

myscon on 2013/11/7 - 21:22:35 in MYSDOKU

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